成功の邪魔をするのは何か?(「ドラゴン桜」桜木建二より)

最近、2005年に放送されたドラマ「ドラゴン桜」を見ている。

そろそろ物語も後半戦に入ってきて、全体的に盛り上がってきた感じだ。

東大を目指す偏差値36だった生徒たち、合格に向けて勉強しているわけだが、なかなか一筋縄には行かない。やはりドラマに障害はつきものだ。

そこがまたおもしろいところか。

 

ところで、今回は桜木建二が成功について語るシーンがあり、それが心に残った。

 

必ずあるものが成功の邪魔をする

と彼は生徒に言う。あるもののせいで目の前にある利益を取りそこねてしまうと言うのだ。

 

そのあるものとはなにか。

それは、人間の感情だそうだ。

 

桜木いわく

つまらねぇ意地や妬みやひがみ、思い込みがすべてをダメにしちまう。そういう感情を飲み込んで目の前の利益を取れるか。それが勝負の分かれ目だ

とのこと。

 

これ、身におぼえがありまくりだ。

人間は感情の生き物だとはよく言ったもので、いっときの感情にまかせて行動し、後悔した経験をすることは少なくない。

ちょっとした相手のひと言がムカつき、頭にきて暴言を吐き、人間関係を壊してしまったり、

本当は好意でやってくれたのに、いやがらせだと勘違いして、相手を攻撃してしまったり、

あとから考えると、なぜあんな行動をとってしまったんだろうと思うこともしばしば。

 

仕事においても、ちょっと態度のでかいお客様に気分が悪くなり、結果として売り逃してしまったことがある。そこを我慢すれば売上を取れたわけだが、つまらない意地を張って利益を取りそこねてしまった。

感情が正しい考え方の邪魔をしてしまい、誤った行動を取らせてしまうのだ。

 

感情にまかせて行動してしまって、うまくいった試しはない。

感情のままに行動すると失敗することが多い。

感情は人間の行動を狂わせてしまう。ゆえに目の前の利益を取りそこねてしまう。

 

人間にとって感情は必要だ。感情のおかげで楽しい生活が送れるわけだし、やる気もあがる。おいしいものをおいしいと思い、正しくないものが目の前に現れたときには不快に思い、悔しいと思うからがんばれたりする。感情が人間にとって大切なのは言うまでもないことだ。

しかし、その感情は論理的思考の邪魔をしてしまい、ときに判断力を失わせ、ときに誤った行動を取らせてしまう。そして、目の前の利益を失う結果となる。

だから感情をうまくコントロールすることが生きていくうえでとても重要なのだ。

 

いっときの感情に流されるのは愚か者。そう自分に言い聞かせることにしよう。

日頃から感情に流されないように注意しなければならないし、重大な判断をするときに感情に流されていないか考えて判断したい。